ピアノの練習はまずは利き手から
ピアノで曲を練習するためには、効率よく練習するためにいくつかの順序があります。
その中の1つが「利き手から練習する」というものです。
ピアノの練習の場合、どうしても最初から両手で練習をしたくなってしまうものです。
ですが、最初から両手で練習をしてしまうと、ミスが多発し練習自体の質が低下してしまいます。
それでおすすめしているのが、利き手から練習する、という練習の方法です。
利き手は普段使っている手なので、利き手でない手に比べると動きやすいところがあります。
なので、まずは動きやすい利き手から練習を始めていくことが大切になります。
利き手が正確に演奏できるようになったら、次は利き手ではない手の練習に入っていきます。
こちらの手は、利き手に比べるとどうしても指の動きなどが鈍くなりがちです。
また、どうしても練習自体に時間がかかってしまいます。
そのため、まずは利き手を先に弾けるようになってから、その後に利き手ではない手の練習に取り組むようにしていきます。
また、利き手ではない手は練習回数も必要になるので、必ず利き手の練習をした後に練習をするようにしましょう。
こうして、利き手→利き手でない手、という順番で練習が出来たら、その後に両手を合わせて練習を行っていくようにします。
両手で練習をする時は、必ず最初はテンポをゆっくりにして練習を行うようにしましょう。
そうすることで、片手ずつ練習していた時には出来ていたことが、両手になって弾きにくくなっている場所を見つけることができます。
両手でうまく演奏できない場所を見つけたら、あとはその部分を何度も繰り返し練習を行っていくようにしてください。
そうすることで、割と短い期間で両手での演奏が可能になってきます。
練習は、まずはやりやすいところから始めることが大切です。
動きやすい利き手から練習する、ということを練習に取り入れて、徐々に習慣にしていくようにしましょう。