効率の悪いピアノの練習方法
ピアノに限らず、ピアノの練習では効率の良い練習方法と効率の悪い練習方法があります。
もちろん、目指したいのは、効率の良い練習方法です。
効率の良い練習方法が分かってこれば、ピアノの練習はかなりスムーズに上達することができるようになります。
ただ、効率の良い練習方法が分かっていない、つまり効率の悪い練習方法ばかりをやってしまうようになると、いくら練習時間を使ったとしても、上達ができなくなってしまいます。
では、効率の悪い練習方法とはどんなものでしょうか。
代表的なものだと、曲を最初から最後まで何度も通して練習をするだけ、という練習でしょうか。
これは、ピアノだけでなく、どのピアノでもやってしまいがちな練習です。
では、なぜ曲を最初から最後まで通すだけの練習が効率が悪いのでしょうか。
それは、曲を弾くことだけに意識がいってしまい、自分が出来ていないことを出来るようにするための練習をしていないからです。
ピアノが上手になるためには、自分ができていないところを繰り返し練習をすることが必要になります。
ピアノであれば指の運びであったり、ペダルの使い方であったり。
ですが、ただ何度も通すだけの練習では、そういった部分に意識がいかなくなってしまうので、いくら練習をしてもできないところはそのまま残ってしまいます。
そうなってくると、いくらピアノの練習時間を増やしたとしても、できないところはできないまま。
つまり、上達することができない、という結果になってしまいます。
ピアノが上達するうえで大事なことは、いかいできないところを出来るようにしていくかということです。
そうすると、ただ曲を通すだけの練習では、どうしても効率が悪くなってしまいます。
そうならないためには、通し練習ではなく、部分練習を中心に練習をしていくことが必要になります。
できないところをあらかじめピックアップしておく。
そして、その部分を何度も繰り返し練習をしていく。
そういった練習方法をしていくことで、効率の良い練習の方法が身についていきます。
効率の良い練習をするために、まずは出来ないところを繰り返し反復練習をする。
そういった練習の方法を身につけていくようにしましょう。